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2017/12/30

オーラを妨げるもの


コンサルティングの実践編で

クライアント役のAsamiさんが
間違った状態でエクササイズを行い

コーチ役の私は
指示を出して正しい状態に直す、
ということをしました。


正しくない箇所はひとつとは限らず
複数ある場合、どこからメスを入れるのかを
瞬時に判断しなければ追いつきません。
相手は動いているわけですから。



Skypeなので一方向の映像です。
Asamiさんは横向きの状態で着地しました。


私が違和感を感じたことは、
膝が曲がり、腹筋が落ち、上半身が前に倒れ
視線が落ち、デコルテが閉じ
頭が前に出ていることでした。


羅列はできますが
優先順位に迷い、
どこから指摘すべきか悩みました。



今回のケースで
Asamiさんが指示することは、
まずは1つ。

その1つで今回の問題がほぼ解消し
もし直らない部分があっても微調整程度で修正可能となること、
キーとなる箇所について
理論で紐解いてくださるわけです。


メスを入れる箇所の判断の仕方、
正しくない状態を伝え方、
正しい状態に導くための指示の仕方を学び

最も目立つところが
最も指摘しなければいけない箇所とは
限らないことも知りました。



因みに今回の答えは 頭の位置 。
映像があるわけでないので参考程度にしてください。

別のバージョン、別の角度も行いましたが
おそらく今後も様々なケースで
学び続けていくことです。




1つ正しくない状態で歩くだけで
身体の様々な場所に影響し

身体が1つのユニットであることを
再認識しました。



悪い例を見せてくださったAsamiさんは
いつもの美しいAsamiさんではなく
あまりの変貌ぶりに、私、ショックを受けました。


僅かな姿勢の崩れが
適切に筋肉を使うことの邪魔をし、
強靭な軸の妨げになり、
美しさやエネルギー、オーラを奪います。


これは全てのひとに当てはまることです。


ご自身が持っている美しさを、発揮できていますか?

もしできていないのでしたら、
最大限に発揮したいと、思いませんか?









2017/12/26

ルブタンにて

黒いハイヒールを購入しました。

クラシックタイプの12cmヒールの
ソーケイト、
名前の由来はケイト・モス、
美しいラインのハイヒールです。



名古屋のルブタンでは
クラシックタイプが入荷することは
殆どないそうです。

そのため、2つのサイズを
取り寄せしていただきました。



美しく歩くためのレッスンを受けている
と言いますと
どのお店の店員さんも、なぜか
嬉しそうなお顔をなさいます。



試着で、爪先を下に向けた時に
脱げないかどうかを確認しておりましたら

爪先から着地をするのですか?と
女性の店員さんが興味深そうに仰いました。


こんな感じで歩きます、と
レッスンのときのように
ゆっくり歩いたところ
私の歩き方に興味を持たれたようです。


ルブタンで、
素敵なハイヒールを履いた店員さんたちが
Asamiさんの美しい歩き方で
歩くところを想像して
いつの間にか私は微笑んでおりました。


美しく歩くことに
興味を持ってくださっているかたが
こちらにも、またおひとり。

元々関心は持たれていたのかもしれませんが
更に深まったのではないかと思います。


まずは知ること、
そして、関心を持つこと、
そこから始まります。

多くの方たちに
ASAMI PARISのハイヒールの哲学を
知っていただければ嬉しいです。





2017/12/22

進みゆく未来を手にいれる

ASAMI  PARISのコンサルティングの
受講を決めたのは
声の哲学を習いたかったからでした。


人様を教えることには
全く興味がなかったのです。


遠い昔、私は、会社命令で
ある大企業の研修センターへ出向し
1年間だけ講師をしていたことがあります。

昇格させるから講師を続けるように
という、
会社からの指示を断り
"講師以外の仕事"への異動願いを出した程、

教えることも人前に立つことも苦手でした。

昇格を断る、それがどういう事かは
もちろん承知の上です。
そして、私は異動しました。

===

先日、職場の女性と話していた時に
姿勢の話になりました。

彼女は姿勢だけが勿体ない、と、私は
密かにずっと思っておりましたので
ここぞとばかりに熱弁し、
正しい姿勢をレクチャーしました。

そして、
私はお手洗いの鏡を見る度に
必ずチェックしているのよ、
一緒に頑張ろうね、と
伝えて別れました。



それから一週間後、
お手洗いで彼女を見かけました。

彼女はひとり鏡の前で
姿勢をチェックしている最中で

お腹を引き上げ姿勢を正し
背中の反りをチェックしていました。



すーっとした姿勢で綺麗に立つ
彼女の姿がとても美しくて

それだけでしたのに
ただ、ただ、私は
嬉しさでいっぱいになりました。



説明させていただくことで
私自身の勉強になり、
彼女に話を聞いてもらえた事を
ありがたく思っておりました。


更に
彼女の変化と煌めきを目の当たりにして

美しさを循環させることに
自分がしあわせを感じることを
知ってしまいました。



魂が喜ぶ、とは
あの瞬間をいうのかもしれません。



彼女はその後も意識を続けています。
私にはそれがわかります。
私は一瞬背中を押しただけに過ぎませんが
人は短期間にこれだけ美しく
変わるものなのかと驚きます。


Asamiさんから受け取った
美しさのバトン、
次に受け取って下さるかたが
もしいらっしゃるのならば
私は全力で伝えていきたいです。




2017/12/20

運命のわかれ道

誰でも毎日
たくさんの選択をしています。


朝、目覚めた瞬間から
選択は始まります。

すぐに起き上がるか否かの選択。

その日に纏うお洋服、
朝食のメニュー、
食べるかどうかの選択、

毎日同じ事をする、という選択をするかたも
いらっしゃると思います。


そうした日々の
小さな選択の積み重ねが、やがて
人生を作ります。




さて、冬の季節は、
他の季節よりも
代謝があがるのだそうです。


身体への変化を期待できそうな冬。


冬こそハイヒールで、正しい筋肉を使い
更に更に代謝を促したいものです。

ハイヒールでは、
もしも体重が外に流れれば
繊細に感じることができるため
適切な筋肉を意識し続けることが可能です。


ひとつ注意すること、それは
ハイヒールであってもブーツとパンプスでは
歩き方が全く異なる、ということです。

ブーツの場合、
母子球を捉えにくいこと
そして、
本人がそれに気付きにくいことがあります。

甲の向きが正面を向きにくくなり、
体重が外に流れやすくなります。

外側に体重が流れるということは
外側の筋肉だけが発達する
という意味でもあります。

一度発祥した癖を取り除くために
膨大な時間を費やします。


ファッションとしてブーツは素敵ですし、
デザインは個人的に好きです。
あたたかさも魅力的です。
雪が深い場合だってあるでしょう。



小さな意識の積み重ねが
脚のラインとなって表れます。

小さな選択の積み重ねが、やがて
人生を作ります。



さて、
あなたは、今日何を選びますか?




2017/12/15

冬の闘い





腹筋を引き上げた状態を保つこと。


それが
難しく感じる季節があります。


原因はいくつかありますが
今の時期に関して言えることは
寒さに対する身体の反応。


意地でも
背中を丸めることはしませんが

寒いからこそ、
敢えて背筋を伸ばそう、
デコルテを開こう、と

勢い余って
背中が倒れてしまうことがあります。


背中が反ることは腹筋を妨げ、
それだけでなく、
腰痛をはじめ、様々な
痛みの原因になります。


腹筋を引き上げる意識と
背中の意識、
これらは
必ずセットで行うことが大切です。


毎日、意識していても
決して油断できない腹筋。


以前、レッスンの際に
Asamiさんから指摘していただき
つま先の意識を入れることにより
腹筋が復活したことがありました。


ハイヒールの哲学では、
身体はひとつのユニットです。


しかし、まさか、
つま先と連動しているとは、と、
驚きの瞬間でした。


ハイヒールで美しく歩くために
なくてはならない強靭な腹筋。


腹筋とわたくしの格闘は続きます。






2017/12/05

エネルギーを放つ






我が家には、多くの
パワーストーンがあります。

美しい空気感を放つストーンが
私は好きなのです。


ストーンの煌めきから、
癒しや安心感を感じたり
直感を研ぎ澄まされ

時には、加速し
時には、立ち止まり
振り返る機会を知ります。


実は大きな原石が多いのですが
お手入れは必要です。


ホワイトセージというハーブの
松明のような束を焚き
大量の煙でスマッジングしたり
太陽や月光を浴びせたりします。



それにより、
更に輝きを増して、一層美しく
すーっと真っ直ぐなエネルギーを発します。



ハイヒールで美しく歩くためにも
日々、身体に向き合い、
自身の状況を繊細に感じて
対処することが大切です。


全てが整い強靭な軸をもって歩くとき
人は強力なオーラを放ちます。







2017/12/03

広島へ





厳島神社に参拝に行きました。

海からの風と、
山から降りてくる風が交差し
美しい気に満ちた場所、

足を踏み入れると
思いが溢れてしまい
鼻の奥がツンとしました。



厳島神社へ行こう、

実は、考えた事すらありませんでした。


後で職場の人に聞きましたが、
日本三大パワースポットの1つだそうです。
パワースポット巡りというものに
私は全く興味がありません。


でも、
ここは素晴らしかった。


それに
初めて行ったはずなのに
懐かしい場所。


海に浮かぶ
赤い鳥居を眺めながら
遠い遠い記憶に思いを巡らせて。


美しい時間でした。


今回も、もちろんピンヒール着用です。
そのまま船に乗り、参拝も致しましたが

木製の通路は、
ちょうどヒールが綺麗に入るくらいの
隙間があったため
踵をつけずに歩きました。


名古屋からご一緒した友人たちも
打ち合わせしたわけではないのに
ピンヒールのハイヒールと気付いたとき、
嬉しくなり歓声をあげた私。


秋の宮島から、そして
美しい友人たちの美意識から、
良い刺激をいただきました。



2017/12/02

美しいひと




前回のblogで綴りましたが

純子さんのレッスン会場の近くで
お見掛けした美しいかたは、やはり
ASAMIーPARISのクライアントのかたで
いらっしゃったことがわかりました。

※Asamiさんのblogより
         心を揺さぶられるもの


広島でサロンを開かれている
Belle PassionのYUKIKOさんさんでした。


もし、数十秒ズレていたら
お見掛けすることは叶わなかったと思います。

インターネットでしか存じ上げないかたに
実際にお目にかかることができて
嬉しい気持ちでいっぱいになり

同時に、
自分自身の努力不足を痛感しました。
宇宙からの渇を入れられたような
気がしました。


美しく歩くために
日々、努力を重ねるかたたちの存在は
大きな励みです。



2017/11/21

美しさは連鎖する



日本に一時帰国中の純子さんの
メイクアップレッスンを受けてきました。


非常に有意義で楽しい時間は
あっという間です。
そして、私の希望通りのいつもと別人に。


純子さんも一緒にメイクをするのですが
かなり深い濃紺x白系ののアイシャドウを
華やかに軽やかに、透明感もあり
凛とした薔薇のように
美しく仕上げられていて


濃紺を華やかと感じたのが
初めての感覚でした。


純子さんご自身の美しさ、華やかさは
もちろんですが


純子さんは一流です、と仰った
Asamiさんの言葉を、レッスン中に
何度も思い出していました。


コルギのような
整体のようなマッサージを
セルフで行えるマッサージコースも
次回受講したいです。




帰るときに、路上で私の前を
左から右に通りすぎた
長身の美しい女性がいらして


直感で、Asamiさんのクライアントさんだと
わかりました。


間違いありません。


雰囲気が全然違うのです、
美しい姿勢と歩き方、
ルブタンのハイヒール、
そして
Asamiさんを感じました。


建物を探す様子でしたので
追い付いて声をかけようとしましたが


行きに、親切に道を教えてくださった男性に
私が話しかけられて、
ご挨拶をしていたら、
追い付けなくなりました。



美しさは繋がっていくのだ、と
思いました。



2017/11/14

私を奮い立たせるもの




私は会社員をしています。
仕事を続けているのは自分のためですが
物足りなさを感じていた頃がありました。


ある時、顧客に対して愛情をたっぷり持って接しよう、
そう思い立ち、
密かに自分の心の中だけで実践してみました。


不思議なことに、ただそれだけで
私の心の在り方が変わりました。


愛する誰かのために自分が最善を尽くしている、
単なる自己満足なのですが
仕事をすることに対して
喜びを感じるようになりました。
それは自身を動かす大きな力となります。


私の気力を高めるものとして、
大切な存在であったり
美しい波動やエネルギーであったり
素敵な環境であったり
願望だったり、理想だったり、夢だったり、

考えてみるとたくさんありますが

なによりも私を奮い立たせるもの、
それは、愛、なのかもしれません。


大切な家族であったり、
身近な存在であったり
顧客であったり、
もちろん、自分自身への愛も含みます。


根底に愛があることが、
パワーの源となるのです。




2017/11/07

ハイヒールの恩恵 心理的影響

生きていれば、どんな人でも様々な試練があると思います。


私はおそらくメンタルは強い方ですが、
それでも一応、生身の人間ですので、
いろんな出来事が重なり心が揺れる時もあります。


大きく深呼吸をしてみたり
書き出して分析してみたり
家族と優しい時間を過ごしてみたり
可愛い猫たちと戯れてみたり
太陽の光を浴びてみたり
月の煌めきに照らされてみたり
ホワイトセージの束を大量に焚き上げてみたり
美しい音楽に耳を傾けたり


上記のように優しい復活方法はいくつかありますが
心や自信を回復させてくれるものとして
ルブタンのハイヒールがあります。


ハイヒールには心身ともに様々な恩恵があります。
私のメンタルには、
特にルブタンのハイヒールが効果的なのです。


ルブタンは素晴らしいエネルギーを放つ靴であり、
そして美しい形状を持ちますが
決して優しい靴ではありません。

生半可な気持ちで履くと、喝を入れられ、
叩きのめされる厳しさがあります。


それでも、
そっと足を入れるだけで心が高揚し、
足元から頭上にかけて血が駆け巡るような感覚になります。


姿勢を正してデコルテを広げ
視線を上げて
腹筋を最大に引き上げ続けながら
母子球に体重を乗せることを意識し
決して驕らず、真摯な気持ちで、
全身の筋肉と思考を使い、
Asamiさんのレッスンを思い出しながら
一歩一歩、進みます。


美しいハイヒールを身につけているという感覚、そして
デコルテを広げて頭をプッシュする姿勢の効果なのか
ゆっくりとした深い呼吸を意識する効果なのか
それとも、全身運動をしたせいなのか、
心の状態が変わります。


私は、日常の通勤では階段が多い地下鉄利用のため
ルブタンを使う事は少ないのです。
以前、会社帰りに地下鉄の改札近くをルブタンで歩いた時に
ちょうど電車が乗り入れたところで、
多くの人が一斉に改札に向かって歩いてきましたが
まるで ”モーゼの十戒” で海が割れたシーンのように、私の前だけ
スーッと人が割れて通り過ぎて行きました。

偶然かも知れませんが事実です。

ハイヒールには、
日常の小さなドラマティックな奇跡をもたらす作用も
あるのかも知れません。





2017/10/31

年齢と美意識

年齢と供に得るものは数多くありますが

年齢と供に失いがちなものとして、

姿勢の美しさがあります。



若い頃には、多く意識しなくても

保つことが出来ていた姿勢が

年齢と供に、筋力の衰えからなのか

少し気を抜いた瞬間に頭の位置が前に出て

背中が曲がり、腹筋が落ちて姿勢が崩れます。



崩れた姿勢、それは、

全ての美しさを台無しにします。



どんなに美しいお肌や顔立ちで

どんなに美しいプロポーションで

どんなに美しい装いでも

一瞬で、です。



例えば、お肌を美しく保つ為には

エステでお手入れをしたり

クリニックに行ったりすることで改善することはできます。



美しい姿勢を保つために必要なことは

自身の意識しかありません。



もちろん、美しさのために

お肌や髪等のボディのお手入れも大切ですし

立ち居振る舞い、思考、佇まいも重要です。



全ての素になるもの、

年齢を重ねれば重ねる程に大切なもの

それは、美意識です。








2017/10/25

声とエネルギー

長い間、私自身の声は低くてハスキーだと
思い込んでいました。

生まれた時の産声がそうであったと
病院中に響き渡る力強い声であったと
母から何度も聞いていたからです。

20歳前後の頃に
録音された自分の声を初めて聞いた時の衝撃を
忘れることができません。


イメージとはかけ離れた声でした。


声にコンプレックスを持った私は
一時期、ボイストレーニングの
個人レッスンにも通いました。
ほんの数ヶ月でしたが。


実は、コンサルティングで
一番習いたかったことは、声の哲学です。
声の哲学のために、
コンサルティングの受講を決めたと言っても
過言ではありません。


声には人生を変える程の
威力があると感じているからです。


ボイトレでは決して習わなかった
Asamiさんオリジナルの方法。

最初はわからなかったのですが
その方法で発声をすると
身体の中心から
生まれ溢れだすエネルギーと共に響く声が
でることに気付きました。


声を発することにはカタルシス効果、
心身の浄化作用があります。

更に、身体の中心から声を発することは
新たなエネルギーを生み出し
自身の身体をエネルギーで満たします。

強いエネルギーの込められた声が
人に響かないはずはありません。



私自身は、まだ、習得の途中の身、
精進致します。





2017/10/15

ストイックであること

美しく在りたければ

美しく在るための行動をして
美しさを妨げる行動を止め
それらを継続します。


シンプルです。


目指すものがあるのでしたら

目標を達成するための
行動をして
目標の妨げとなる行動を
徹底して排除する


それをしない理由が
一体どこに
あるというのでしょうか。






2017/10/14

時空を超えて

我が家では
数か月前から義母のお仏壇を
お預かりしています。

夫に出会った頃は、
既に他界していた義母。

専業主婦であり
深紅のマニキュアと
深紅のルージュがトレードマーク、
お洒落する事が
大好きだった女性(ひと)。

夫の美意識は母譲り。

亡くなる前は長い期間
意識不明のままでしたが

「意識不明のままでいいから、
    そのままでいいから、
    生きていて欲しかった」
「素晴らしい時間だった」

ずっと付き添っていた義父は
遠い目で
微笑みながら
病院での2人の時間を
懐かしんでいるようでした。

義母のお仏壇の周りには、
義父が用意した大量の薔薇の花束が
クリスタルの花瓶に入って並んでいました。

そして、
美しく額装された義母の写真が
部屋中に飾られて溢れていました。

美しい義母と呑む。

お線香を焚き
時には笑いながら、
時には問いかけながら。




2017/10/09

パートナー

夫に誘われてルブタンの直営店へ行きました。
それは十数年前のことです。


「履いてみる?」


夫に勧められましたが
当時の私はルブタンを知りませんでした。
それに特に欲しい靴がなかったため
購入に至りませんでした。


それから月日が流れて、
2013年の秋。
夫と東京に行くついでにルブタンへ行きました。


もちろん美しいハイヒールを手にするためにです。


試着したのは12〜13cmのプラットフォーム。
私にとって未知の高さではありません。
そっと片足を地面から離して、ぐらつかないことを確認し
背筋を伸ばして店内を歩いてみました。


笑顔で夫の前に行くと、
まさかの展開が待っていました。


なんと却下されたのです。


理由は、
その靴では美しく歩いていない、とのこと。


そして、
私は美しい歩き方への挑戦が激化して
現在に至ります。


また、
サロンでネイルをチェンジした日、
美容院へ行った日、
帰宅した夫はそれに気付き、私を褒めてくれます。


ハイヒールレッスンもネイルも美容院も
自分が行きたいから行っているわけですが
最も近い人が変化に気付いてくれる事は、
非常にありがたく、大きな影響があります。
必然的に意識を持ち続けることになるわけですから。


美意識が高いパートナーを持ったことは
人生での大きな収穫でした。


但し、当の本人は自身の美意識が高いとは
全く思っていないようですが。




2017/10/02

エネルギー





幼少よりエネルギーには敏感でした。

視覚・嗅覚・聴覚から、
時には肌をくすぐる空気を通して
またある時には、
ダイレクトに脳や心臓に
エネルギーを感じます。


人だけでなく、すべてのもの、
空間にもエネルギーがあります。
人の想いは空間に記憶されます。


美しいエネルギーに触れると
気持ちが高揚するため
自分自身のエネルギーもあがります。


遠い昔、
そうでないエネルギーに接した時に、
写真や文章から異臭や吐き気を感じたり
自分自身のエネルギーが下がることが
ありました。


自らの身を護るためには、
五感を研ぎ澄ませることが大切ですが

不要なものに対して
必要以上にフォーカスしたり
自分へ影響することを
許可する必要はないのです。


泥水のなかで美しく咲く蓮の花や
毒蛇や蠍を食べても
美しく生きる孔雀のように
時には泥や毒でさえも糧として
美しさに変える強さを持つ
そう在りたいと思います。



2017/09/26

プロに習う

私は長い間ハイヒールとともに過ごしてきました。


30年前はいまのように
美しい歩き方や正しい歩き方についての情報が
あまりありませんでした。


当時の私はテレビや雑誌でみた
モデルさんの歩き方である
一直線上を歩く方法を真似しておりました。
見よう見まねの自己流です。


知らないというのは恐ろしいことです。


最も鍛えたくない脚の外側の筋肉を
鍛える歩き方をしていたわけですから。

そして、毎日数千歩、一体どれだけの
影響があったことでしょうか。


美しく歩くためには正しい姿勢で
全身の筋肉を使う必要があります。

また歩き方は脚のラインに顕著に現れます。


私は自分の脚の形から判断して
自分の筋肉が
正しく使えていないことがわかりましたが
具体的にどのようにすればいいのかが
わかりませんでした。


美しく歩き、美しい脚になるためには
自分の状態を知ること
状態に応じて意識と努力をすること。


ハイヒールはフラットシューズよりも
接地面積が狭いため
一層のテクニックが必要です。


Asamiさんのレッスンを受けて
今まで思いもしなかった部分が
使えていなかったことを知りました。


歩き方の癖は千差万別。


ハイヒールで歩くためには、やはり
プロに習うことが重要だと考えます。





2017/09/25

ハプニング

先日、急いで歩道を歩いていたら、
石畳が一部、隆起していたのです。


13センチのピンヒールを履いた私は
気付かずにそこへ足を乗せてしまいました。


足首が、カクっ、となりました。


しかし、幸いにも捻挫することはありませんでした。


爪先から着地したことと
腹筋で無意識に体重を後ろ足に戻せたことで
前足の足首に負荷がかかることを
免れたようです。


もし、
踵のピンヒール部分から着地していたら
爪先が隆起した地面に乗った時点で
既に全体重が前足にかかっているので
体勢を戻すことができなかったでしょう。


足首の可動範囲内であったとしても
横に曲がった足首に全体重がかかったら
どうなっていたか。。。



爪先からの着地は、
危険を回避できることを知りました。






2017/09/23

姿勢とハイヒール

先日のハイヒールレッスン。
私はかなり苦戦していました。
全く軸がとれなかったのです。


レッスン直前には、
少し歩くだけで左足がつってしまう状態でした。
帯状疱疹の治療で抗生物質を服用していたので、
水分補給が足りなかったのかもしれません。

まずは水素水とミネラルを摂取しました。



そして、ハイヒールレッスンが始まりました。
椅子を使ったエクササイズからスタートし
その後は、素足のエクササイズです。

いくつかのエクササイズをしましたが
腹筋が上がらないため、
両手を上げるバージョンを行いました。

また、右足を出すときに
どうしても骨盤が引っ張られてしまい
骨盤を左に開くように指示をいただきました。
更に、上半身も左に開き、
その上で右肩は右に少し開き肩甲骨を寄せ、
左足を出すときにも
骨盤を少し左に開く必要があり

背中が反り易いため
背中をコントロールしながら頭をプッシュ。
そして、右足を出すタイミングで
少し上半身が右へ倒れるので
少し身体を戻すことも必要とのことでした。


なんとか片足の母指球で立てる状態になり
ハイヒールでのレッスンが始まりました。
Asamiさんのメスはどんどん入ります。


歩く時の
骨盤、上半身、肩、頭のポジションを微調整し
更に4点で止めるエクササイズをして
使う筋肉に意識をいれました。


そして、後ろ足の踵をキュッといれるエクササイズ。
これは後ろ足の内腿を意識したのですが
結果として腹筋が引き上がる効果もありました。


更に微調整を繰り返し、正しい位置を
身体に記憶させていきます。


間違った姿勢であるのに
自分では正しい位置だと勘違いしているため
微調整後は違和感しかありません。


しかし、ハイヒールで歩くと
それが正しいポジションだと解ります。


なぜならば、
苦もなく母指球に体重が乗り、
脚の内側の筋肉に力が入り、
上半身が揺れず、身体が軽くなり、
呼吸が楽なのです。


ポジションの崩れ、それは
ハイヒールで美しく歩くことを阻む
大きな要因になるのです。




2017/09/18

如何なる時にも

ハイヒールを履くようになり、30年以上が経ちます。


初めてハイヒールに足を入れて鏡を見た時、
わずか数センチ踵の高さが上がるだけで、
此れほど見た目の印象が変わるものなのかと驚きました。


当時、巷で言われていた美しい歩き方が、
一直線上を歩く、という間違った情報でそれを実践していた私。
今は決してそのような歩き方をしませんが、
知らないということは全く恐ろしいことです。


さて、ハイヒールに出会ってからというもの、
フラットシューズを履こうという気持ちが消えました。


踵が低ければ歩きやすく
高ければ歩き難いか、と問えば、全くそんな事はありません。
自分の足の指の形、足裏のアーチ、踵のラインが
靴と合っているか否かの問題であることがわかりました。
何よりも美しさが消えるフラットシューズやローヒールを
選ぶメリットが私には存在しません。


私は夫とよく散歩をするのですが、
ハイヒールで何時間でも歩いております。


去年、睡眠中のアクシデント によりギックリ腰になった時にも
結局ずっとハイヒールで過ごしました。


また、年に1、2度積もる雪の日には、
滑り止めのついたピンヒールのブーツで出勤しています。


今年の春、
ロサンゼルスに行った際に海を見に行きました。
見るだけのつもりでしたので
約12センチのピンヒールのミュールでした。

輝く波を見ているうちに
美しい海に触れたくなった私は
ピンヒールのまま砂浜に降りて波打ち際まで歩きました。

Asamiさんのレッスンを思い出して
腹筋をあげて歩いたため
一度もヒールが砂に埋もれる事はありませんでした。
ただ、開いている爪先が砂に接触して
ミュールが砂だらけになりましたので
砂浜を歩く時だけは、あまりお勧め致しません。


私は少し極端です。
今、私の靴は全てハイヒールです。




2017/09/10

フォーカス

先週から
ASAMI-PARIS の コンサルティング レッスンが
スタートしました。

実技のハイヒールレッスンも
新たな気持ちで受講しました。


今回のレッスン中に
母指球に体重を乗せることばかり考えておりましたら
Asamiさんから、
「そのことは少し忘れましょう、目線を変えましょう」
そのように言われました。


母指球を意識していたはずでしたが
上半身のコントロールが難しい状態だったためです。


そして、私は一旦、母指球の存在を忘れました。

腹筋をあげることをはじめとした
軸を確立するためのポイントだけを意識して歩いたところ、
結果として体重が母指球に乗りました。


母指球に乗せることを意識する、ということは
母指球に乗っていないということを意識することにもなります。
今回の私はできないことを意識したため、
更にできない状態に陥っておりました。

それから、そもそも
何のために母指球に乗せるのかということを
失念しておりました。


正しい姿勢で適切な筋肉を使い美しく歩くことが目的であり、
母指球に乗せることはそのための1つのポイントに過ぎません。


うまくいかないときは
一度目線を変えてみる。


今回のことは、ハイヒールの哲学でもあり
日常生活、人生に置いても同じ事が言えます。





2017/09/09

回想

昨年の今頃、
私は初めて腰痛を経験しました。

夜中に寝返りに失敗した模様で
仰向けのままベッドの左側に右足だけが
落ちたのです。

翌朝、目覚めたときには
自力で身動きできなくなっていました。

夫に身体を起こしてもらいましたが
座った状態から立ち上がることが困難で
少しでも身体を倒すと激痛です。

ただし、立って姿勢を正し(*注)
腹筋を引き上げれば
歩くことができました。

仕事でしたので出勤準備をして、
出掛けるときにふと気付く。
自分がハイヒールしか持っていないことを。

11.5センチのピンヒールを履き
Asamiさんのレッスンを思いだしながら
姿勢を整え、腹筋を引き上げ
そして歩いて出掛けました。

歩くこと以外の
殆どの動作は激痛でしたが
良い経験だったと思います。

Asamiさんの歩き方が
腰に負担を掛けないことを
実感できた出来事です。


*注)
正しい姿勢とは奥が深いのです。
背筋を伸ばすことは大切ですが
例えば背中が反った状態は正しいとは言えず
腰に負担がかかります。
頭のポジション、デコルテ、肩甲骨、他
いくつかのポイントがあります。





2017/08/31

80回




 納得したら卒業しよう

そう決めて、2015年5月、
ASAMI-PARISプレタポルテ8回コースを
申し込みました。


甘かった・・・
それは果てしない世界。


私は以前に、
2箇所のウォーキングスクールへ通い
個人レッスンを1年半受けたことがあります。

先生から、
「自分と全く同じ歩き方です」
という言葉をいただき、
私自身もそう思えたのでやめました。

腹筋はある程度あり、
膝もつま先も正面を向いているのに
なぜか、私のふくらはぎは
外側に力が入っていました。

スラリとまっすぐな脚の先生と
同じ歩き方なのに
どこかが違う、
どこか、それがわかりませんでした。

外側に体重がかる疑問を解決するには
Asamiさんのレッスンしかない、
そう思っていたタイミングでの
Skypeレッスンの募集。
私は脊髄反射で申し込みました。

次々に問題点が判明しました。
母指球に体重を乗せるのは大前提ですが
もちろんそれだけではありません。

眠っているあらゆる筋肉を起こします。
起こしたのはいいけれど
私の意思と筋肉の意志が対立しました。

日々、意識をして過ごし
脳ミソの意思と
筋肉の意志が徐々に歩みより、
歩み寄ったはずなのになぜかまた対立したり
新たな問題点が発覚したり、
格闘しているうちに、先日、なんと

プレタポルテレッスン80回目を迎えました。

コンサルティングが開始するため
卒業です。。。

すぐにマスター出来なかったおかげで
さまざまな対処法を学ぶことができました。
これは私の大きな財産です。


2017/08/15

Perfume

初めての香りはダナのタブー、禁断の香り。
当時のボーイフレンドからのプレゼントでした。

まだ20代前半の私は、少し背伸びして
纏っていたような気がします。

その頃から現在に至るまで
いつも香水と共に過ごしています。

ジャンパトゥの1000(ミル)、千夜一夜物語が由来とも云われる香り、
JOYの薔薇の花束のような香り
フローリスのジニアの瑞々しい香り、
ディオール、シャネル、ブルガリ、クロエ等
思えばたくさんの香りとともに過ごしてきました。

残念なことに、随分規制が変わったそうで
当時と今では香水の成分が異なるようですね。


香りは時空を超える、と聞きますが
確かに一瞬で過去の記憶が蘇ることがあります。

随分前に一度、美輪明宏さんのコンサートに行ったのですが
後半に微かに懐かしい香りがしてきたんです。

調べてみると(噂レベルです)
美輪さんが愛用している香りの1つが
ダナのタブー、なんですって。

思えば長い旅をしてきたものだ、と、
遠い記憶を辿り、思ったのでした。

ま、よく考えれば
まだまだ旅の途中なんですけどね。





2017/06/21

2017/06/09

美意識




子供の頃、どこかで読んだ記事で、

"お洋服の色に合わせて飲み物を選んでみる"

という部分にハッと致ししました。

なんて美しいんでしょう!

もちろん、真似っこしましたわ。(ジュースで^ ^)

(記事の出典元の本では、服の色やアクセサリーの色と
カクテルの色と合わせるでした)

思えば、幼かったあの頃から、

美しいものが無条件に好きでした。