ページ

2017/10/09

パートナー

夫に誘われてルブタンの直営店へ行きました。
それは十数年前のことです。


「履いてみる?」


夫に勧められましたが
当時の私はルブタンを知りませんでした。
それに特に欲しい靴がなかったため
購入に至りませんでした。


それから月日が流れて、
2013年の秋。
夫と東京に行くついでにルブタンへ行きました。


もちろん美しいハイヒールを手にするためにです。


試着したのは12〜13cmのプラットフォーム。
私にとって未知の高さではありません。
そっと片足を地面から離して、ぐらつかないことを確認し
背筋を伸ばして店内を歩いてみました。


笑顔で夫の前に行くと、
まさかの展開が待っていました。


なんと却下されたのです。


理由は、
その靴では美しく歩いていない、とのこと。


そして、
私は美しい歩き方への挑戦が激化して
現在に至ります。


また、
サロンでネイルをチェンジした日、
美容院へ行った日、
帰宅した夫はそれに気付き、私を褒めてくれます。


ハイヒールレッスンもネイルも美容院も
自分が行きたいから行っているわけですが
最も近い人が変化に気付いてくれる事は、
非常にありがたく、大きな影響があります。
必然的に意識を持ち続けることになるわけですから。


美意識が高いパートナーを持ったことは
人生での大きな収穫でした。


但し、当の本人は自身の美意識が高いとは
全く思っていないようですが。