ルブタンのハイヒールは特別です。
美しいフォルム。
そして、
パワーを感じます。
ルブタンの美しいハイヒールに
そっと足を入れる時、わたくしは
対峙するかのように
気合いを入れます。
その時点で、既に
負けているような気もしますが(笑)
でも良いのです。
あなたは特別な存在よ、という
ハイヒールに対するリスペクトでも
あるのです。
歩く際に
爪先側から着地をすることは
美しさの上でも
身体への衝撃を和らげる意味でも
とても重要です。
それは、
どのハイヒールでも同じです。
ただ、特に、
ルブタンのハイヒールを纏う時は、
爪先側からの着地以外は
考えられません。
それは、何故か?
深紅のソールは、
後ろ姿で見えてこそ、
耽美な驚きを与えるものだから。
ハイヒールレッスンの時、
それを証明するために
Asamiさんが、敢えて見せて下さった
踵からの着地で、
真正面から見えてしまった
ルブタンの紅いソールには、
言葉に出来ないような
想像以上の
ガッカリ感がありました。
深紅のソールは
後ろ姿だけで魅せるべきもの。
ルブタンのハイヒールを纏い
美しく歩くこと、
その為に私は、
意識と努力を続けます。