いつもフラットシューズで歩くかたが
ハイヒールで歩くときに戸惑われるのは
無理もないことです。
ハイヒールを履いて
まっすぐ立つだけでも難しいと感じたり、
身体のどこかに痛みを感じるかたも
いらっしゃるかと思います。
ハイヒールで立つとき、
まずは、
正しい姿勢で、腹筋を引き上げて、
お腹の芯でバランスを取りながら
体重を母指球に乗せます。
例えば
誤った場所に体重が流れると
身体に負荷がかかり、
時には痛みとして現れます。
体重が流れる理由はさまざまです。
姿勢の乱れであったり
筋力不足であったり、
筋肉はあるけれど意識のしかたが
わからないだけであったり
間違った使い方であったり。
余談ですが、外反母趾の原因が
ハイヒールにあるという話を
時々聞くことがあります。
でもそれは違うと思う。
何故かと言えば、わたくしは30年以上
ハイヒールだけで過ごしていますが、
外反母趾でないからです。
ハイヒールで歩けない時には
必ず理由があります。
まずは、
原因を知り
対処方法を知ること、
そして
原因解消のために
身体の動かしかたを変えてみること。
筋肉は何歳になっても
鍛えることができるそうですから
いくつになっても意識と努力で
必ず変わります。