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2018/06/27

同志







癌の手術の為に母が入院したのは
私が中学2年生の時でした。



その時、近所の方が代わる代わる
声を掛けに来て下さいました。

今日は学校どうだった?
いまなにしてるの?

そして少しだけ話をして
じゃあ、また来るね、と帰って行く



子供だった当時はわかりませんでしたが
なんと優しい方達だったのでしょう。



中には
玄関先で号泣する方がいらっしゃって

なぜ泣くのか、その理由については
敢えて考えないようにして
(昭和の時代の癌ですからわからなくもないけれど)
ひたすら慰めて差し上げて(?)お帰りいただき


また、同じ病で命を落とした知人縁者の例を
機関銃のように喋る人に遭遇した時には
一体何のために来てるのかしら、と呆れて
心の中で反面教師に任命(笑)した事も
あります。



不思議なんですが
母がそこで命を落とさないことを
私は知っていました。

なので、当時比較的に泣き虫な子供の私でしたが
母の病気で涙が一滴でも出た記憶はありません。



手術の1年半以上前から、私は
母に病院へ行く事を強く勧めており

本人も気付いていたに違いないけれど
認めたくなかったらしく(気持ちはわかります)

漸く重い腰が上がった1年半後
リンパへ転移をしていました。


そして1ヶ月以内に2度も手術をして
リンパ節まで切除することに
なってしまいました。



それから40年近い年月が経った今も
母は全く再発することなく元気です。


母と私は
今も時々同時に同じ夢を見ることがあります。
その内容とタイミングは
後から聞く度にぞ〜っとします(笑)


特に仲が良くも悪くもない母娘ですが
血の繋がり故に
無意識下で繋がっているのかもしれません。



===



今日、とても美しくエレガントな方と
お話をして良い刺激をいただきました。


現実の自分の姿を
実際に自身の目で見てチェックしていることが
共通しておりましたので

目標と現実のギャップを埋めるために
お互いに頑張りましょう、と誓いました。


こちらの出会いは、また別の意味で
無意識下での繋がりがあるのだと思います。

そして素敵な方の意識に触れることで
私自身の気合いも入ります。

次回お会いする時に
少しでも進化した姿でありますように!
精進します。