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2017/12/30

オーラを妨げるもの


コンサルティングの実践編で

クライアント役のAsamiさんが
間違った状態でエクササイズを行い

コーチ役の私は
指示を出して正しい状態に直す、
ということをしました。


正しくない箇所はひとつとは限らず
複数ある場合、どこからメスを入れるのかを
瞬時に判断しなければ追いつきません。
相手は動いているわけですから。



Skypeなので一方向の映像です。
Asamiさんは横向きの状態で着地しました。


私が違和感を感じたことは、
膝が曲がり、腹筋が落ち、上半身が前に倒れ
視線が落ち、デコルテが閉じ
頭が前に出ていることでした。


羅列はできますが
優先順位に迷い、
どこから指摘すべきか悩みました。



今回のケースで
Asamiさんが指示することは、
まずは1つ。

その1つで今回の問題がほぼ解消し
もし直らない部分があっても微調整程度で修正可能となること、
キーとなる箇所について
理論で紐解いてくださるわけです。


メスを入れる箇所の判断の仕方、
正しくない状態を伝え方、
正しい状態に導くための指示の仕方を学び

最も目立つところが
最も指摘しなければいけない箇所とは
限らないことも知りました。



因みに今回の答えは 頭の位置 。
映像があるわけでないので参考程度にしてください。

別のバージョン、別の角度も行いましたが
おそらく今後も様々なケースで
学び続けていくことです。




1つ正しくない状態で歩くだけで
身体の様々な場所に影響し

身体が1つのユニットであることを
再認識しました。



悪い例を見せてくださったAsamiさんは
いつもの美しいAsamiさんではなく
あまりの変貌ぶりに、私、ショックを受けました。


僅かな姿勢の崩れが
適切に筋肉を使うことの邪魔をし、
強靭な軸の妨げになり、
美しさやエネルギー、オーラを奪います。


これは全てのひとに当てはまることです。


ご自身が持っている美しさを、発揮できていますか?

もしできていないのでしたら、
最大限に発揮したいと、思いませんか?









2017/12/26

ルブタンにて

黒いハイヒールを購入しました。

クラシックタイプの12cmヒールの
ソーケイト、
名前の由来はケイト・モス、
美しいラインのハイヒールです。



名古屋のルブタンでは
クラシックタイプが入荷することは
殆どないそうです。

そのため、2つのサイズを
取り寄せしていただきました。



美しく歩くためのレッスンを受けている
と言いますと
どのお店の店員さんも、なぜか
嬉しそうなお顔をなさいます。



試着で、爪先を下に向けた時に
脱げないかどうかを確認しておりましたら

爪先から着地をするのですか?と
女性の店員さんが興味深そうに仰いました。


こんな感じで歩きます、と
レッスンのときのように
ゆっくり歩いたところ
私の歩き方に興味を持たれたようです。


ルブタンで、
素敵なハイヒールを履いた店員さんたちが
Asamiさんの美しい歩き方で
歩くところを想像して
いつの間にか私は微笑んでおりました。


美しく歩くことに
興味を持ってくださっているかたが
こちらにも、またおひとり。

元々関心は持たれていたのかもしれませんが
更に深まったのではないかと思います。


まずは知ること、
そして、関心を持つこと、
そこから始まります。

多くの方たちに
ASAMI PARISのハイヒールの哲学を
知っていただければ嬉しいです。





2017/12/22

進みゆく未来を手にいれる

ASAMI  PARISのコンサルティングの
受講を決めたのは
声の哲学を習いたかったからでした。


人様を教えることには
全く興味がなかったのです。


遠い昔、私は、会社命令で
ある大企業の研修センターへ出向し
1年間だけ講師をしていたことがあります。

昇格させるから講師を続けるように
という、
会社からの指示を断り
"講師以外の仕事"への異動願いを出した程、

教えることも人前に立つことも苦手でした。

昇格を断る、それがどういう事かは
もちろん承知の上です。
そして、私は異動しました。

===

先日、職場の女性と話していた時に
姿勢の話になりました。

彼女は姿勢だけが勿体ない、と、私は
密かにずっと思っておりましたので
ここぞとばかりに熱弁し、
正しい姿勢をレクチャーしました。

そして、
私はお手洗いの鏡を見る度に
必ずチェックしているのよ、
一緒に頑張ろうね、と
伝えて別れました。



それから一週間後、
お手洗いで彼女を見かけました。

彼女はひとり鏡の前で
姿勢をチェックしている最中で

お腹を引き上げ姿勢を正し
背中の反りをチェックしていました。



すーっとした姿勢で綺麗に立つ
彼女の姿がとても美しくて

それだけでしたのに
ただ、ただ、私は
嬉しさでいっぱいになりました。



説明させていただくことで
私自身の勉強になり、
彼女に話を聞いてもらえた事を
ありがたく思っておりました。


更に
彼女の変化と煌めきを目の当たりにして

美しさを循環させることに
自分がしあわせを感じることを
知ってしまいました。



魂が喜ぶ、とは
あの瞬間をいうのかもしれません。



彼女はその後も意識を続けています。
私にはそれがわかります。
私は一瞬背中を押しただけに過ぎませんが
人は短期間にこれだけ美しく
変わるものなのかと驚きます。


Asamiさんから受け取った
美しさのバトン、
次に受け取って下さるかたが
もしいらっしゃるのならば
私は全力で伝えていきたいです。